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中国の実情

中国人と結婚しようとすれば、欧米人とは違った事情がある事を考慮しなければなりません。まず物価の違いということです。中国のサラリーマンの平均月収は日本円で30,000円〜40.000円くらいで、外資系企業の社員など高給取りの部類に入る人でも70,000円くらいです。それでも充分生活ができるくらいの物価水準です。ただ、日本へ来る時の航空費は日本からとかわりませんから「日本へ来て欲しい」とは簡単には言えないわけで、会いたい場合はあなたが中国に行くことになります。また、渡航費を負担するから来て欲しいというのも難しくて、なぜなら中国では個人の出国はとても困難で、団体ツアーなどではじめて認められるくらいです。(最近は、かなり自由化されて来ています。)参加料金も収入水準からすれば目の玉の飛び出るくらい高い料金で、一般市民にはとても無理です。中国人との交際は、これらのことを了解した上でされる必要があります。

中国人との結婚の流れ

メールや手紙のやり取りとかで互いの気持ちを確認したら、あなたが中国へ行って相手の女性と会い、また相手の家族とも会い、結婚の合意に至ったらそこで婚約ということになります。相手の方の家が普通の都市なら問題ありませんが、田舎の僻地で外国人が立ち入れない「未開放地区」だったら旅行証がないと行けませんから注意が必要です。次にあなたは一旦日本へ戻り、中国での結婚に必要な書類を準備します。そして、あなたはもう一度中国へ渡り、相手の方と一緒に中国の民政局で中国側の結婚手続きをします。帰国後、日本の市役所や区役所へ結婚届を出します。また、相手の方には中国でパスポートを取得しておいてもらいます。パスポート取得に必要なあなた側の資料を中国に郵送します。相手の方がパスポートを取得したら、あなたは入国管理局へ行って相手の方の入国申請をします。申請が認可されると相手の方の「在留資格認定証明書」が送られてきますので、それを相手の方に送ります。相手の方はそれを持って中国の日本国領事館へ行き、ビザの申請をします。ビザが下りたらやっと来日です。

トラブルを回避するために

ひと頃より減りましたが、中国人花嫁が日本へ着いた途端に行方をくらましてしまうとケースがありました。これはそもそも相手の方が最初から出稼ぎ目的だった場合です。このようなトラブルを回避するために、交際期間中に相手の方の意図をよく確かめることが必要です。また、最初から悪意ではなく、同居を始めた後で相手の方が突然家出をしたり、帰国してしまうことがあります。これは、一つには日本の生活に馴染めなかったり、姑などとの人間関係が嫌になったりという原因が考えられます。しかし、一番多いのは都会生活をしていた中国人女性が日本へ来てみると相手の家は農村で「騙された」と思って逃げ出してしまうというケースです。日本人側では騙したつもりはなくても、イメージとあまりにもかけ離れていた場合に、中国人側は「騙された」と感じてしまうことがあるということです。もしもあなたが農村の方なら、交際期間中に自分の住む地域についてきちんと説明し、相手にも納得してもらった上で婚約することが必要です。いずれにしても相手の方は、言葉も通じない習慣の違う外国(日本)で、不安のうちに生活するのですから、頼れるのはあなただけです。あなたは責任感をしっかり持って、心のケアをしてあげることが必要です。そのためには「郷に入りては郷に従え」を押し付けるのではなく、相手の気持ちを尊重することが大切でしょう。また中国では夫婦共働きが基本ですから、女性の場合は専業主婦に耐えられないという方もいます。最後に、中国人は非常にプライドが高く、日本人とは比較にならないくらいの愛国心を持っています。もちろん中国人も中国の悪口を言いますが、外国人である日本人が同調したり、日本人が中国の悪口を言ったりしたら本気で怒り出します。その点も注意する必要があります。また、日本が過去に中国を侵略したという歴史的事実があることは認めるべきで(内心どう思っていようと・・・)、そのことに関して相手の感情を逆なでするような言葉は避けた方が賢明です。

国際結婚手続き(※2003年10月より、中国側の手続きが一部簡略化されました。)

まず婚約が成立した時点で、戸籍謄本を持って法務局へ行き、独身証明書を取得します。また、再婚の方は市(区)役所で離婚届受理証明(離婚の場合)や先妻(先夫)の死亡証明書(死別の場合)をもらうことが必要です。これらの書類は日本国外務省と駐日中国大使館領事部(もしくは領事館)で認証を得る必要があります。次にその書類とその中国語訳(訳者の署名と判が必要)と在職証明書を持って中国に行き、相手の方と一緒に相手の本籍地(現住所ではなく)の省都にある省の民政局へ行って結婚手続きをします。(一般の中国人同士の結婚手続きは本籍地の市クラスの民政局でできますが、外国人との結婚の手続きは省都の民政局でないとできません)。その時に二人で写っている写真二枚と、相手の方は戸籍証明が必要です。手続きは、まず近くの保健所で健康診断をさせられ、その結果が出るのが翌日か二日後で、再度民政局へ行って手続きをしますが、結婚証をもらうまで一週間程度かかります。その後、公証処に行って、結婚証を見せて結婚に関する公証書を作成してもらいます。あなたはその公証書を持って帰国します。このとき、あらかじめ日本での婚姻届の用紙を持っていって、相手の方に署名だけもらってくるといいでしょう。帰国したら、中国でもらった公証書とその訳文(訳者署名と判が必要)、相手の方の戸籍証明(同様訳文が必要)と、結婚届を持って市(区)役所へ行って結婚届を出します。要は、まず日本で必要書類をそろえ、中国へ行って手続きをし、帰国してから日本で手続きをするという順番になります。あくまでも、中国での結婚手続きの方が先で、あとから日本で結婚届を出します。この順序を間違えると日本では夫婦でも中国では夫婦と認められず、相手の方がパスポートを取得できないケースが発生します。

相手の女性の呼び寄せ手続き

まず、相手の方がパスポートを取得するために、あなたの身元を保証し、結婚している事実を認め、相手の方を呼び寄せたいという旨を書いた文書を相手の方に送ります。手紙形式でいいのですが、中国語で書くか、中国語訳文をつけたほうが親切でしょう。相手の方からパスポートを取得できたという知らせが入ったら、そのコピーを送ってもらい、管轄する入国管理局へ行きます。そして相手の方の入国申請をするわけですが、その時用意していく書類はあなたの戸籍謄本、住民票、在職証明書、納税証明書(源泉徴収票や確定申告書の写し)、相手の方の写真とパスポートのコピーと二人で写っている写真などです。申請書や質問票、身元保証書、交際経歴書などは入管でもらって書き込みます。認可されたら約1〜3ヶ月であなたの手元に相手の方の「在留資格認定証明書」が送られてきますので、それを相手に送り、相手の方はそれを持って中国の日本大使館領事部や領事館へ行ってビザを申請します。